ラストステージ

出張の合間に県民文化センターに立ち寄りました。
先日仮引退した吹奏楽部の3年生が最後の演奏をするからです。
平成28年度茨城県高等学校総合文化祭第51回高等学校音楽会が、
3年生のラストステージとなりました。

吹奏楽部門の最後に登場した本校吹奏楽部。
水色とピンクのセーラーが入り混じった最後の演奏です。
曲は数えきれないほど聴いた「セルゲイ・モンタージュ」です。
佐々木さん専用の椅子も、いつものように用意されました。
3年生の保護者の方々もたくさん見守る中、演奏が始まりました。

艶のある演奏です。これまでにないゆったりとした、
まるで最後の時間を惜しむような、そして最後まで
全員で楽しんでいるような素敵な演奏です。
私が聴いた中でも、最も心にしみるセルゲイでした。

3年生が入学した年に挑戦したA部門。
そして3年連続で県代表。
3年生の姿は私にとって「夢」だったのです。
最後の演奏で改めて感じました。
それは吹奏楽部に限らず、
すべての3年生に共通することに気づきました。

3年間頑張ってくれたすべての3年生に感謝する時間となりました。
「ありがとう」

学校長 鈴木康之