水戸女子高等学校
入試情報・募集要項 お問合せ
校舎と生徒

学校長より

飾りウェーブ

令和6年度

11月

記録的な猛暑がようやく過ぎ去り、朝晩は過ごしやすくなりました。十一月は「食欲の秋」と共に「読書の秋」でもあります。

本校の校舎の特色のひとつに図書館があります。廊下側には壁もドアもなく、開放的なオープンスペースになっています。設計当初はその運用に不安がありましたが、図書館司書の丸地先生のご努力により、校舎のオアシス的空間になっています。休み時間や放課後は、いつも生徒達の姿がそこにはあります。

私自身も読書量は校長になってから大幅に増え、年間一五〇冊を超える冊数になっています。毎週日曜日には書店に足を運び、読みたいと思う本を買います。最近は教育に関する本よりも、自分が読みたいと思う本を優先させています。図書館には校長のコーナーがあり、毎週一冊を紹介しています。これまでに六〇〇冊を超える本を紹介してきました。時には生徒がリクエストをすることもあり、私の年代では読むことのない、高校生が読むような恋愛小説も読み紹介したこともあります。

本校の図書館が既成概念にとらわれず、様々な書籍を紹介しているのは、生徒の知識欲を引き出すことに目的を置いているからであります。学力向上の基本は知識欲にあると思います。知りたいという気持ちが学力向上のスタートなのです。

今はスマートフォン等の普及により、知りたいことは瞬時に知ることができます。それはある意味では、知りたいことのみ検索していることを意味します。狭い領域を深く掘り下げていくことはできますが、幅広く知識を吸収することとは、一致しないことは言うまでもありません。

本校の図書館には様々な書籍が、すぐ手に取れる環境を整えています。来校された方々から「書店のようですね。」との感想を頂くことがありますが、まさにそれが狙いの図書館なのです。自分が知らなかった分野の書籍に興味を抱き手に取ってみることは、知識欲が引きだされたことを意味します。丸地先生に感謝すると共に、保護者の皆さんもご来校の際はぜひ図書館にお立ち寄り下さい。