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水戸女子高等学校
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校舎と生徒

学校長より

飾りウェーブ

平成19年度

7月

先月は本校にとって充実した1ヶ月となりました。関東大会には空手道部、フェンシング部、ソフトテニス部が出場を果たし、空手道部飯島選手が個人組手で準優勝、形が第5位入賞、フェシング部も団体3位、個人5位と健闘しました。インターハイ予選でもその勢いは衰えることなく、個人組手で優勝した飯島選手がインターハイ出場を決め、フェシング部も団体・個人でインターハイ出場を決めることができました。文化部においては、吹奏楽部が水戸地区音楽会、青少年コンサートに出場、さらには薬物乱用防止キャンペーンに賛助出演し、水戸駅ペデストリアンデッキにて長時間にわたって演奏し、キャンペーンの盛り上げに大きく貢献しました。インターアクト部も常磐神社の御田植祭に五月女として参加しました。生徒達の溌剌とした姿に私自身が励まされる日々が続きました。福祉の授業をはじめ、茨城新聞に本校の活動が掲載されたのは3度に及び、広く社会に本校教育を発信する月となりました。

6月12日には今年度第1回目の学校参観を開催しました。学年によっては六割を越える多数の保護者の方々にご来校いただけたことを深く感謝しております。アンケートでは参考になるご意見をたくさんいただきました。「娘は中学校の時と違い、一生懸命メモをとり、黒板を良く見てペンを持つ手が動いていました。頑張っているのだなあという姿が見られとてもよかったです。(1年)」「先生が黒板に誤字を書かれた際、生徒がそれを指摘しました。それに対しての先生の姿勢、自然にありがとうという言葉が出ていました。この言葉が自然に出る姿勢が大変よかったと思います。(2年)」

数々の活動や実績は偶然につくりあげられたものではなく、日々の地道な教育活動の積み重ねがその源になっていることを忘れてはならないと強く感じるのです。教育をめぐる動きはめまぐるしく変化し、根無し草的な小手先の改革で大きな実績を求めているようにも思えます。本校は教員の建学精神に基づいた使命感と実践によって成り立っていることを改めて感じることのできた1ヶ月でありました。