秋桜祭


いつものように朝7時に外へ。
普段より登校が早い生徒たち。
生徒に交じって、2人の高齢者の方の姿が。
「9時開場です」と声をかけると、
着物の着付けのお手伝いに来てくれたとのこと。

そして、65年前の本校卒業生でもありました。
「校長は幹雄先生でした」と懐かしそうに。
「私は校長の康之で、幹雄の孫です」と私。
とても驚かれて、生徒たちと一緒に校内へ。

今年の秋桜祭のテーマは「繋ぐ」です。
テーマにふさわしい幕開けとなりました。


オープンスクールの合間に受付へ。
スリッパが足りなくなるくらいの大盛況。
卒業生もたくさん来てくれました。
みんな笑顔で近況を語ってくれました。

ふと見ると、
下足用ビニール袋を回収する容器が一杯に。
そして卒業生がきれいに片づけて帰っていく姿。

その自然な行動に、「繋ぐ」を感じた
昼下がりとなりました。


集会が終わり、生徒たちは下校です。
その表情から、充実した2日間が読み取れます。

外に出ると、体育館から
バレーボール部恒例となった、
練習前の校歌斉唱の声が聞こえてきます。

「繋ぐ」のテーマにピッタリな締めくくりです。
「水戸女子が繋いでいくべきもの」を
改めて感じた2日間となりました。

校長 鈴木康之