校門付近に大きなイチョウの木があります。
東日本大震災翌年の1月。
寒さに耐えているイチョウの木をながめ、
やがて芽吹き、緑の葉が生い茂り、
鮮やかな黄色に変わり、葉が落ちた頃、
「新校舎完成」となることを信じて、
仮設校舎に向かう生徒たちと
朝の挨拶を交わしていたことを思い出します。
今年もイチョウの銀杏が落ちてくる時期となりました。
臭いも気になる頃です。
毎朝7時過ぎにバレーボール部の子たちが、
清掃に来てくれます。
生徒たちの自主活動です。
休日の朝も部員の元気な声が、
校長室まで聞こえてきます。
この声、あの子たちの姿が、水戸女子の財産です。
校長 鈴木康之