先日「女神の棘」という演劇を観に行きました。
3年生の杉山さんが出演するからです。

昨年の今頃、登校してきた杉山さんから、
「劇団の公演に出演するので見に来て下さい」と
誘われて観に行ったのが「ふたりのマリー」でした。

杉山さんには失礼でしたが、脇役での出演だろうと
軽い気持ちでひたちなか文化センターに行った私でした。
驚いたことに、彼女は2時間以上ステージに立ち続け、
まさに主役の活躍でした。
心から感動してあれから9ヶ月。

今回もステージから杉山さんの姿が消えることはありませんでした。
どんな衣装を着ていても、どんなに化粧していても、
よく通る、透き通った声の杉山さんは、すぐにわかります。

スポットライトを浴び、輝いている杉山さんの姿を見ながら、
感慨深い、そして温かい2時間はあっと言う間に過ぎていくのでした。

次回公演は卒業後ですね。また行きます。

校長 鈴木康之