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水戸女子高等学校
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校舎と生徒

学校長より

飾りウェーブ

平成29年度

1月

謹んで新年のお喜びを申し上げます。

年の初めにふさわしい穏やかな正月でありました。静かな元旦の気分を味わいながらも、新しい年への思いを新たにした次第です。

はじめに、私の授業で取り上げている第十一回親と子の自慢作文コンクールにおきましては、保護者の方々にも多数の応募をいただきました。誠にありがとうございました。今回も佐藤信聡さんが茨城県知事賞、五十嵐隆子さんが茨城新聞社賞、茂垣あつ子さんが佳作をそれぞれ受賞されました。おめでとうございました。ちなみに生徒の作文も五名が入賞しました。

平成十年に校長に就任して十九年が経ちました。この間に少子化は一段と加速し、県立高校の統廃合が進みました。もちろん私立高校も大きな影響を受けています。十九年前の県内私立高校受験者は六七,一四九名でしたが、昨年度は三七,一七七名となり約三万も減少しました。当然生徒数にも深刻な関係があります。平成十年と今年度の生徒数の比較では、私立高校全日制二十四校中、生徒数が減少したのは二十二校にのぼりますが、増加した二校の中に本校があります。生徒数が二割台に落ち込んでいる女子高が数校ある中で、特筆すべきことであります。本校も受験者は千人以上減少していることを考えれば、生徒数の維持は驚くべきことであると考えています。

思えば平成十年当時、大学進学者は数えるほどでありました。商業科は全員に簿記三級合格を義務づけ、指導に苦心しておりました。今春は大学に五十名以上の合格者を出し、商業科はすでに一年が全員一級に合格し、二年は四種目、三年では六種目、五種目、四種目で一級合格者を出しています。部活動も全国大会出場が増加し、吹奏楽部は県下トップクラスのバンドに成長しました。停学等の特別指導は、今年度未だ〇件であります。本校教育の著しい進化が、激動の時代を生き抜いている最大の要因であると確信している次第です。今年もさらに挑んでいきたいと決意しています。

ご息女の未来に私たちの夢を託して、教職員一同、思いも新たに邁進する所存です。保護者の方々の御理解と御協力を宜しくお願い申し上げます。