学校長より

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平成20年度 5月

私が本校の教育活動で意識しているものに「誇り」があります。当然ながら、誇りは国や地域、家庭、学校、そして自分自身について感じるものであります。こうした誇りを感じる背景には、「良い」と思い、喜びや満足を感じて、その良いところを失わないようにしたいと思う心があるはずです。自分自身や所属している組織を肯定的にとらえる評価につながっています。
誠に残念なことではありますが、わが国は世界各国の中でも、自国に対して誇りを感じている割合の低い国です。数々の調査結果がそれを実証しています。その大きな要因に教育があると思います。だからこそ教育活動を通して「誇り」にこだわる必要があると考えます。
私が担当している3年生の社会教養の授業では、毎年最初の授業で「水戸女子高校の生徒として誇りを感じているか」という調査を実施しています。例年約7割の生徒が誇りを感じていると回答しています。誇りを感じている生徒には、どのような時に感じるのかとの質問にも回答させているのですが、今年度の3年生の回答を集約しますと、いくつかの傾向に分けることができます。 制服の正しい着用や自らの行動を、他校生と比較して誇りを感じている生徒が多いのは例年通りです。「制服を着用する時、本校生としての自覚を感じる」と回答している生徒もいました。高校野球のプラカードなど、外部の活動において社会に貢献できた体験で、誇りを感じる割合も高いものがあります。さらに登下校の時や、外部での実習の際に、いろいろな方々からお褒めの言葉をいただいたく生徒も意外に多いことがわかりました。そして「当たり前のことができている」と答えた生徒が複数いたことは、例年にないことで大きな手応えを感じることができました。
「誇りとは・・」を生徒達のコメントに教えられた思いがしました。9ヵ月後の最後の授業では、再び同じ調査を実施する予定です。全員が誇りを感じると回答して、胸を張って卒業して欲しいと強く思う次第です。