いま、私たちにできること…

 
 
 
みなさん、こんにちは✨
 
 
 
東日本大震災から9年・・・
3月11日(水)午後2時46分は特別な時間になりました。
 
 
 
今日は2時46分に黙とうしようと思い、
本でも読みながら待つことにしましたが、思いのほか集中して読んでしまいました。
ふと集中が切れた時間が2時46分。
不思議な感覚を味わいながら、黙とうをした投稿者:9988です。
 
 
 

 
今日は亡くなった方のご冥福をお祈りし、校内の国旗を半旗にし哀悼の意を表しました。
 
今日はすごくいい天気。
風は少し冷たいけれど、暖冬でポカポカ陽気。
澄んだ青空がとてもきれい。
私たちは震災で多くのものを失い、多くのものを得ました。
複雑に絡み合うこの気持ちをどう表現したらいいか・・・
(自分の語彙力のなさに悲しくなってきました)
 
そんな時、ふと目に留まった記事を紹介したいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 

大切な人と、今日、話そう。
 
 
「まぁ、よかったな」「うん、おいしい」「おぅ」
「いってらっしゃい」「また、来週ね」
 
これらは、震災で亡くなった方々の、日常の言葉。
そして最後の言葉。
 
わたしたちは、明日何が起こるかを知ることはできない。
 
だから、今日3月11日、大切な人と話をしてください。
「ありがとう」や「ごめんね」を伝えてください。
あの日、あなたが知ったように、
明日が来るのは、当たり前ではないから。
 
あの日の後悔と悲しみを繰り返さないために、
3月11日を、大切な人を想い、大切な人と話す日に。
 
 
岩手日報より

 
 
 
岩手日報では3月11日を、すべての人が「大切な人を想う日」にしよう!
すべての人が、明日が来ることは当たり前ではない、と知った日。
すべての人に関係する日にすることで風化をふせぎたい。
・・・と様々な取り組みを行っています。
サイトもありますので、ぜひ見てみてください。
 
 
 
そんな岩手日報の記事に乗っていたある詩をここで紹介します。
 
アメリカ人の女性が、10歳の息子を亡くし、
その悲しみの思いを綴った詩です。
ところが、この詩が9.11同時多発テロの追悼集会で朗読され、
とても大きな反響を呼び、瞬く間に世界中に拡散されました。
この詩の素晴らしさは日本にも伝わり、
感動した佐川睦さんが著者の許可を得て和訳し、
ご自分のサイトで掲載すると、日本でもたちまち話題になり、書籍化されました。
 
 
 

『最後だとわかっていたなら』

 

あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように
祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは あなたを抱きしめて キスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて
抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしは その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう

あなたは言わなくても
分かってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたら
一言だけでもいい・・・「あなたを愛してる」と
わたしは 伝えただろう

たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

そして わたしたちは 忘れないようにしたい

若い人にも 年老いた人にも
明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめられるのは
今日が最後になるかもしれないことを

明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから

微笑みや 抱擁や キスをするための
ほんのちょっとの時間を
どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうして してあげられなかったのかと

だから 今日
あなたの大切な人たちを
しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでも
いつまでも 大切な存在だということを
そっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や
「ありがとう」や「気にしないで」を
伝える時を持とう そうすれば
もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから

 
 
作・ノーマ コーネット マレック / 訳・佐川 睦

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
当たり前の日常が、当たり前ではなく、
こうやって元気に生活していることが特別なこと…
 
自分に関わる全ての人に感謝し、
当たり前のことを真面目に心を込めて取り組みたいですね(^^)
 
 
 
 
 
 
 
 
投稿者:9988