今年度最後の国体強化練習会

3月9日(土)、10日(日)に、本校で国体強化練習会と明秀日立高校との合同練習会を行いました。

9日は、午前中にブロックの基本練習から応用練習、午後はディグ練習からブロックとのトータルディフェンスの練習を実施しました。その後、それぞれの練習を生かして紅白戦を行いました。

10日は午前中に、株式会社 サクセス・アンリミテッド仙台の代表である倉林大作さんが仙台から来てくださり、メンタルトレーニングの講義をしてくださいました。
テンションとモティベーションの違い・恐怖や不安の正体と解決方法・成功の定義・目標と目的について・コミットメントの大切さを学ばせていただきました。茨城国体の目標達成に向けて多くのことを学ぶことができた講義でした。

メンタルトレーニング終了後、国体選手を3班に分けて個人面談をしました。個人の調査シートと事前に記入してもらった選手の作文を参考に、面接を行いました。質問内容は国体に向けての意気込み・スタッフに望む事・チームの雰囲気と問題点・今後の進路と国体・スタッフからの要望などを聞きました。全ての選手が国体に関して前向きに考えて取り組んでいることが再確認できました。

個人面談と並行して山野接骨院院長の山野先生による選手のメディカルチェックと治療をしていただきました。今後も国体本番に向けて協力していただきたいと思います。
午後から実践形式の練習と紅白戦を行いました。
とても内容のある素晴らしいゲームでした。選手たちの高い身体能力を再確認するとともに、驚きが多かったです。コーチ一同、責任を 持って指導していきたいと思います。

今回の練習会で今年度の国体少年女子の活動は終了になります。
昨年の9月8日から少年女子の活動がスタートしましたが、今年度の目標としてチームワークの育成、戦術の共有、中体連との連携、全国優勝レベルの体験、高いカテゴリーとの練習、本番に近い形での試合の体験等、皆様の協力により達成することができました。

 

来年度はいよいよ本番になります。本番を迎えるにあたり、インターハイ予選までは、各チームで自己の技術・体力の向上と、勝負に対する考え方を集中して育成できるように少年女子の活動は実施しません。

大会後の18日(土)に水戸女子高校にて、最終選考会を実施して12名に絞ります。2週間後に関東大会がありますので関東大会終了後から、毎週土日に練習を実施して、本場に向けて本格的に強化をしていきます。

 

また、明秀日立高校の川村先生、土浦日大高校の伊藤先生には、自チームの指導をできない状態でありながらも全力でスタッフとして選手の指導をしていただき心から感謝します。茨城国体の少年女子の合言葉である「高校女子バレー初の優勝旗を茨城に!」を実現できるように選手スタッフ一同努力していきますので、応援よろしくお願いいたします。

 

水戸女子高校バレーボール部も2日間、国体チームのサポート、練習試合、メンタルトレーニングと一緒に活動しました。

9月から、本校を利用して活動をスタートした少年女子チームのサポートに何度か参加しましたが、回数を重ねるたびにチーム力とバレーボールの技術が向上しているのを間近に見ることができ、とても自分たちの見本になり感謝しています。

メンタルトレーニングには水戸女子バレー部と明秀バレー部も参加させていただきました。

その後、2チームで練習試合を行いましたが、少年女子チームのプレーと、メンタルトレーニングで学んだことを意識して試合をすることができました。

3月26日からの全国私学大会に向けて顔晴りますので、応援よろしくお願いいたします。