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水戸女子高等学校
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校舎と生徒

学校長より

飾りウェーブ

平成30年度

3月

今年も三月となり、蛍雪の功成った三年生を送り出す時となりました。新卒業生の保護者の方々には、心からの祝意とともに、三年間にわたる本校教育への御協力に厚く感謝申し上げます。

今年度を振り返ると、生徒たちの前向きに努力する姿勢と、その成長を十分に感じ取ることができました。

卒業する三年生の進路先を見ると、最も多いのが大学・短大への進学であります。私が校長に就任した二十年前には数名であったことを思うと、隔世の感があります。また商業科の生徒は、吉田さんが八種目で一級に合格したのを始め、全員が商業に関する検定一級に、三種目以上の合格を成し遂げました。全員の簿記三級合格をめざしていた二十年前とは、比較にならない優れた実績となりました。

運動部は永野さんが二年連続で関東大会において優勝し、八割が関東大会へ、六割がインターハイ出場を果たしました。インターハイ予選においての、すべての部の団体三位以内入賞は、特筆すべきことであります。先日の全校集会ではバレーボール部の樫村さんが、海外派遣優秀選手として表彰されました。今月末に開催される、全国私学バレーボール大会での健闘も祈りたいと思います。運動部の躍進は、校内に活力を吹き込んでくれました。

吹奏楽部は五年連続で大編成部門の県代表を勝ち取ることができました。続けることのむずかしさは、私も十分認識しています。それだけに心から称えたいのであります。また各地での依頼演奏は、本校の建学精神に基づく活動として高く評価したいのであります。またインターアクト部は、茨城国体の啓発キャンペーンをはじめとして、精力的にボランティア活動を展開し、県内インターアクト部を牽引する存在となっています。文化部はそれぞれよく活動してくれました。

充実した年度を支えた三年生を誇りに思い、卒業式を迎えられる幸せを感じています。

新卒業生の巣立ち行く時を迎えて、感慨も無量でありますが、ひたすらその人生に幸多かれと心より祈ってやまないのであります。