学校長より

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平成29年度 9月

今年も本校にとって充実した夏となりました。インターハイに出場した三つの運動部は、空手道個人形ベスト十六に入った北條さんをはじめ、精一杯頑張ってくれました。さらに空手道部井川さんはカナダで開催されたパンアメリカン選手権で見事優勝を飾り、ソフトテニス部川崎・星野ペアは全日本選手権の出場権を得ることができました。文化部においても、吹奏楽部が四年連続A部門県代表に選ばれ、B部門から通算すると十年連続での東関東コンクール出場となりました。インターアクト部は茨城国体の啓発キャンペーンにおいて精力的に活動し、雅楽部も老人介護施設でのボランティアに努めるなど各部とも本校らしい活動を展開してくれました。さらに八月下旬には高齢者対象のパソコン教室において、平田先生をはじめ、商業科の生徒たちが来校した高齢者に心を込めて接してくれました。二学期の飛躍を予感する夏休みとなりました。

最近出版された本に「未来の年表(河合雅司著 講談社現代新書)」があります。急激に進んでいる少子高齢化社会をとりあげたものです。それによると、すでに今年は、日本人女性の三人に一人が六十五歳以上となっているそうです。十年後は献血必要量が不足し、手術や治療への影響が懸念され、約二十年後は死亡者数が一六七万人を超え、火葬場不足が深刻になり、約三十年後は現在の居住地域の約二十%が「誰も住まない土地」になるなど、驚くべき予測が百年後まで続きます。日本の難しさは、人口減少をもたらす出生数の減少、高齢者数の増加、勤労世代の減少という三つの課題に同時に立ち向かわなければならないところにあります。提言については取り上げる余裕がありませんが、未来と「真剣に向き合う」機会になりました。

私が生徒たちを三年間預かる目的は建学精神にふさわしい女性になることを通して、幸せにさせるためです。私たちの使命は次世代を見据え、真の幸福とは何かと真剣に考え、そのための力を授けることです。

今学期も建学精神に基づき、教職員一同、心を込めて取り組んでまいります。御理解と御協力を宜しくお願い申し上げます。