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平成29年度 4月

四月に入り、いよいよ平成二十九年度のスタートとなりました。今月から一年生を迎えて、学校内もさらに活気づくことでしょう。今年も新入生の保護者の方々との新たなご縁が生まれたことを心から喜ぶとともに、生徒の育成に共に力を尽くしたく、このご縁を大切にしていきたいと決意を強くするものです。

教育を巡る重大な課題のひとつに「二〇二〇年問題」があります。センター試験が廃止されるこの年以降の教育の在り方です。平成二十六年十二月に中央教育審議会から、「新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について」という答申がなされました。その内容を要約すれば、これからの社会に活躍できる人材を育てるためには、大学教育は変わらなければならない。その変化に従い、高校も変わらなければならない。同時に二つの接合点である入学試験も変わらなければならないというものです。これは単なる入試制度の変更ではなく、新しい時代に向け大学と共に高校教育の在り方を変えていくものであると認識しています。

文科省が重要視している「学力の三要素」とは、十分な知識・技能。それらを基盤として答えが一つに定まらない問題に、自ら解を見いだしていく思考力・判断力・表現力の能力。これらの基になる主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度です。抽象的な表現なので、具体的に何をどのように教えるのか、学ぶのかを私たちは本気になって考えていく必要があります。確かに数十年先の社会は大きく変わっているはずです。以前に学校通信で取り上げた人工知能の発達だけでも、社会は激変するはずであります。

私たちに求められていることは、新しい学びの在り方を十分に咀嚼し、建学精神に落とし込んでいくことです。今こそ「不易流行」を意識すべき時だと強く感じます。

今年度も教職員一同は、建学精神である「社会に貢献する女性の育成」の下、全力を尽くす所存であります。保護者の方々の御理解と御協力を宜しくお願い申し上げます。