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平成28年度 5月

熊本県を中心とする大地震で被災された方々には、心からお見舞いを申し上げると共に、一日も早い復旧、そして復興を願っています。

平成十三年の熊本総体は、翌年に控えた茨城総体の準備があり、開催期間に三度も熊本市を訪問しました。九州らしい暑さの中で、雄大にそびえ立つ熊本城が印象的でした。復興を願うばかりです。平成十九年六月には、熊本市で開催された全国私学経営研修会において、パネルディスカッションのコーディネーターを務めました。会場は鎮西中学高等学校の佛殿で、私立学校らしさを感じる校内の雰囲気は忘れることができません。未だ休校が続いているようで、とても心配です。また、平成二十五年のインターハイでは、ソフトテニス部・フェンシング部を激励するため、大分県を訪問しました。フェンシングの会場付近に咸宜園があり、帰りに見学に行くことができました。廣瀨淡窓をさらに理解する機会となり、また学芸員の方がとても親切に説明をして下さったことが印象的です。日田市も地震で被害を受けています。被災していないことを願うばかりです。

最近出版された「教科書には載らない日本史の秘密」(古川愛哲著 祥伝社新書)を読んで一番驚いたのは、我が国における大震災の多さであります。貞観十一年(八六九)に貞観津波で知られる大地震が陸奥国で発生しました。マグニチュードは八・八でした。その九年後、今度は関東を巨大地震が襲いました。相模トラフのプレート境界から発生した巨大地震で、関東諸国の建物で無傷なものはなく、圧死者は数知れずとの記録が残っています。その二年後には出雲国で大地震がおこり、余震は八日あまり続いたのです。さらに仁和三年(八八七)には南海東海大地震が発生し、各地に甚大な被害をもたらしました。承平元年(九三一)は京都で大地震が発生し、富士山も噴火しています。

その翌年の四月と八月に再び京都が大地震に見舞われ、主な寺社が倒壊し、清水寺では五十人が圧死しました。

常に震災と向き合う姿勢が求められていると、改めて感じた次第です。