学校長より

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平成27年度 12月

日本私立中学高等学校連合会常任理事会に出席すると、教育における国の動向を把握することができます。文部科学省の方の講話もあり、急速な教育改革の進展を感じます。高大接続システム改革、英語教育改革、十八歳選挙権、国際バカロレア認定等、喫緊の課題が山積しています。加えて少子化という私立学校にとって、存続を左右する大きな問題があります。

次から次へと繰り出される改革の中で、根なし草のように漂流し、そして自滅する危険性も認識すべきだと考えます。このような時期だからこそ、私学として大切にすべきものを同時に意識したいのです。

創立者が私立学校を創設した時の思いを共有することが大事です。言うまでもなく建学精神でありますが、その精神を支える「私学人としての夢」を忘れてはならないと強く思います。その夢がどれだけ生徒たちの姿となって具現化しているか、しっかり見つめたいのです。

実に些細なことではありますが、毎朝自主的に校門付近を清掃するバレーボール部員の姿、同じく玄関を掃き掃除しているソフトテニス部員の姿は、私学人としての夢を感じる時間です。建学精神に基づく教育の成果は、生徒たちの小さな実践から始まるからです。彼女たちは必ずトップに立つはずです。私は毎朝彼女たちの姿を見て、夢を確かなものにします。

先月の十七・十八日の両日、本校吹奏楽部が神栖市小中学校音楽発表会の特別ゲストに招かれミニコンサートを行いました。翌日には神栖市立植松小学校校長西村先生からお礼のお電話をいただきました。演奏の素晴らしさと同時に、生徒たちの取り組む姿を褒めて下さったのは、大変うれしいことでした。「本当によいものを、そして理想を極めていく人々は、その道の神髄の喜びを極めていくのだと感じました(植松小学校HPより)。」部員たちの表情からそのように感じてくれたものと感謝しています。多くの手応えを感じながら、平成二十七年が終わろうとしています。来年も私学人しての夢を追い続けていきたいと思います。

一年間の本校教育に対する御協力を深謝しつつ、揃って良い年を迎えられるよう祈念申し上げます。