学校長より

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平成26年度 5月

「東日本大震災において被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。

本校も少なからず被害を受け、全体のスタートが遅れてしまったことを深くお詫び申し上げます。月の初めには必ずお届けしている学校通信も、四月は発行することができないまま過ぎてしまいました。授業の補充については、後日配布する計画に基づいて、学力向上を着実に果たすことをお約束申し上げます。」

この文章は平成二十三年五月の学校通信の冒頭部分です。あれから三年が経過し、新校舎は稼働して一年五ヶ月目となりました。さらに別欄でも紹介している通り、この度第二十七回茨城建築文化賞における最高の賞にあたる、知事賞を受賞することになりました。過酷な状況下で設計して下さった横須賀設計事務所の皆様、建設を担当された株木建設、東建設の皆様には、改めて深く感謝する次第です。

第一学期始業式や入学式で、私が強調した今年度のキーワードは、「感謝」と「共感」であります。仮設校舎を知る生徒は三年のみとなりました。茨城建築文化賞知事賞をいただくことになった立派な校舎を、当然のことと考えがちになり、心を込めて使用することが疎かになる可能性もあります。この三年間の歩みを忘れることなく、多くの方々への感謝の気持ちを継続させることは、大切な教育であると考えます。豊かで快適な社会は、感謝の念を低下させる危険性がある時代とも言えます。本校は家族への感謝をはじめ、周囲への感謝を常に意識する人材の育成に全力を尽くします。

教育に近道はありません。「当たり前のことを、真面目に、心を込めて」日々取り組むことが肝要です。そこから生まれてくるものが「共感」であります。共感は結果や成果ばかりではなく、取り組んでいる姿勢から湧き出してくる感情であります。本校は日々の実践を通して、多くの方々からの共感に支えられている学校であることを、教職員一同忘れることなく歩んでいきます。今月も「感謝」と「共感」に満ちた一ヶ月になることを願っています。