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平成25年度 7月

数年前の学校通信で「師弟同行」という言葉について書いた記憶があります。文字通り、教師と生徒が同じ方向・目的で学び、指導していくという意味です。

六月十八日に福祉コース三年生に訪問介護員二級認定証の授与式を行いました。一人一人に私から認定証を授与しましたが、いずれの生徒も誇らしげな表情でありました。一年間にわたりご指導下さった粉川先生の挨拶では、粉川先生と生徒が涙を共有した時間となり、毎年感じる「師弟同行」の空間でありました。特にこの約二年間は仮設校舎での授業・実習となり、感慨深いものがあります。

今年大分県を中心に開催される全国高等学校総合体育大会には、フェンシング部とソフトテニス部が見事に出場権を獲得できました。特にソフトテニス部は現在も校内では練習ができず、毎日外部施設へ出向いての苦しい日々が続いています。三年生が校内で練習することなく、現役引退に向かうことになったのは心苦しい限りですが、そのような状況でインターハイに出場する三年生には心から拍手を送りたいと思います。マイクロバスに乗り込む生徒の姿、運転席の顧問の先生の姿はまさに「師弟同行」の光景なのであります。

先月二十五日にバレーボールのインターハイ県予選があり、応援に出向きました。震災後初めて見るバレー部員の雄姿は、凛々しいものがありました。最も印象的だったのは、保護者の方々、多くの卒業生のみならず、本校生が中学生時にお世話いただいた先生方の姿でありました。多くの方々の熱い視線の中でプレーできたのは、激動の競技生活を送った三年生にふさわしい晴れ舞台であり、「師弟同行」を強烈に胸に焼き付ける時間でありました。

今振り返ってみると、大きな制約の中で教師と生徒の絆はさらに強くなったように感じています。仮設校舎でのフェンシング部の練習はいつも明るさを忘れず、私を包んでくれました。あの時があったからこそ、入部者が急増し、さらに活気あふれる練習ができているのだと確信しています。

最後になりましたが、一学期における保護者の方々のご理解とご協力を深く感謝申し上げます。