学校長より

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平成24年度 12月

先般、父洋一の葬儀に際しましては、父母の会よりご鄭重なるご香料を賜りまして誠に恐縮しております。ご芳志の程、ありがたく霊前に供えさせていただきました。

一年前の学校通信は校舎解体の状況がテーマでした。特に校長室付近の解体に際し、「直立不動で先代校長の厳しい指導を受けていた光景が昨日のことのように甦ってきます」と記しました。名誉校長は昭和四十七年四月より平成十年三月まで、実に二十六年間の激動の時代を、校長としてその手腕を発揮しました。本校教育のみならず、平成四年から約十年間の長きにわたり茨城県私学協会長を務め、本県私学教育の発展に尽力したのであります。少子化社会が急速に進展する中で、私学のあるべき姿を常に示し続けた功績は、実に大きいものがありました。私にとって私学人の理想でありました。

「来年の今頃は新たな舞台が私たちを待っているはずです。その新しい舞台で先哲の方々に恥じない教えを展開していく誓いを私は立てました。」一年前に書いたこの文章は、まもなく現実のものになります。建設関係者の並々ならぬご協力をいただき、いよいよ今月末に新校舎が完成の運びとなりました。日々完成に近づいていく工事現場を、昨年を振り返りながら感慨深く心に刻んでいます。

「建学精神を持して一貫し、不惑不動の教育を堅持し得た所以のものは、創立以来、本校に職を奉じたすべての教職員、ならびに一万七千余名に及ぶ生徒たちの志を同じくする者の堅い結びと、いろいろな御立場にあって厚い御支援を賜った数多くの方々の御高情以外の何物でもないのである。」この文章は創立六十周年記念誌に乗せられた先代校長の言葉であります。新たな舞台が整った今こそ、建学精神の実践を通して、不惑不動の私学教育を実践していく覚悟であります。

一年間の本校教育に対する御協力を深謝しつつ、揃って良い年を迎えられるよう祈念申し上げます。