学校長より

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平成22年度 12月

秋桜祭には多くの保護者の皆さまにご来校いただき、誠にありがとうございました。お陰様で今回も生徒達の元気な様子を見ていただく機会となりました。
当日は、私との面談を希望する中学生やその保護者がたくさん来校なさいました。面談が一段落したところで校長室を出ると、「鈴木先生」と私を呼ぶ声がしました。校内では「校長先生」と呼ばれて十数年経つ私にとっては、とても新鮮な響きでありました。声の方に振り返ると、私が奉職した年に3年生だった卒業生の姿がありました。わずか数分の会話でしたが、数十年前に瞬時にして戻ることができた貴重な機会でした。わずかな時間しか校内を歩くことができませんでしたが、至る所に卒業生の姿があり、記念写真を撮ったり、握手をしたりと温かい時間を過ごすことができたのです。
先月末には私が数十年前に2年間担任したクラスの卒業生から連絡があり、食事会へのお誘いをいただきました。久しぶりの再会となりましたが、高校時代そのままの熱い会話が交わされました。在校時と今の本校を比較し、高い評価もいただくことができました。ふと気付くと話題は子育てが中心となり、改めて長い時が経ったことを感じた次第です。
様々な困難や課題に直面しながらも、卒業生は一人一人が人生の主人公として、たくましく人生を歩んでいることを感じた12月でありました。彼女達にとって本校での3年間は、単なる次のステップへの通過点ではなく、人生を歩んでいくための大きな影響を受けた貴重な3年間であったと実感します。
本校には「水戸女子高校でしか語れない物語」がたくさんあります。生徒達はまさにその主人公であり、数多くの付加価値をつけていかなければならないことに身の引き締まる思いがするのであります。
数十年後に今の生徒達と再会し、先月と同じような温かい時間と絆を感じることができるよう、志に基づいた教育に磨きをかけたいと考える次第です。
一年間の本校教育に対する御協力を深謝しつつ、揃って良い年を迎えられるよう祈念申し上げます。