学校長より

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平成21年度 10月

先月開催した全校スピーチコンテストは、今年で11回目となりました。8月の登校日にクラス予選を行い、クラス代表による本選がスピーチコンテストであります。おかげさまで年々レベルがあがり、胸が熱くなり、さわやかな感動を覚えるスピーチばかりとなりました。上位3名は11月に開催される、県高等学校弁論大会に出場します。健闘を祈りたいと思います。
知識を得ることを目的として、暗記型の勉強方法が根強く残っていますが、自分の思いを伝えるというコミュニケーション力は人間にとって極めて大切な能力です。700万年前に人類がチンパンジーから種分化したあと、多くのヒト族が絶滅していきました。そのような中で我々の祖先であるホモ・サピエンスだけが生き残りました。これはどうやらコミュニケーションの力の差であったようなのです。ホモ・サピエンスよりも脳の容量が大きく、体力的にも同等だったネアンデルタール人が絶滅したのは、声帯の位置がホモ・サピエンスより少し上にあったために、明確に音の使い分けができず、緻密なコミュニケーションがとれなかったからであるという説が注目を集めています(勝てる子供の脳 吉田たかよし著 角川新書より)。生徒達が生きていくこれからの社会でも「伝える力」は大切であることは言うまでもありません。
さて、本校では10月を訓育重点月間として、身だしなみや生活態度、物事に取り組む姿勢をさらにバージョンアップする1ヶ月としています。数々の指導は、建学精神である「社会に貢献する女性の育成」の具現化することを目的としています。当たり前のことを、真面目に、心を込めて取り組ませたいと思います。御理解と御協力を宜しくお願い申し上げます。
また、先月より3号館2階ロビーに書籍コーナーを設置いたしました。これは私が読んだ本の中で、生徒達にも読んで欲しい本を提供しているものです。生徒との信頼関係を大切にしているので、ルールは戻すことのみで、貸し出しノートなどは設けていません。幸いに予想以上に生徒達は本を借りている様子です。保護者の皆さまもご承知置きください。