９月１３日に開催された第１４回東関東吹奏楽コンクール高等学校Ｂの部において、本校吹奏楽部が見事金賞を獲得しました。指導にあたって下さった先生方や、保護者の方々の御協力に心から感謝する次第です。吹奏楽部に限らず、今年度も各部の活躍はめざましいものがあります。以前にもお知らせした通り、関東大会には４つの運動部が出場を果たし、インターハイにも２つの運動部が出場を果たしています。さらに本校の学習指導の取り組みが、ベネッセのホームページにおいて紹介掲載されるなど、本校の勢いを感じさせる出来事が続いています。また中学校を訪問した際、本校に進学した生徒達の様子を報告すると、感激の声をいただくことも少なくありません。学校規模や女子校という事情を考えた時、この成果は他校では考えられないものかも知れません。
全国には本校を含め、３１１の私立女子高校があります。それらの学校を分析していくと、在籍数を伸ばしている高校は５年前と比較して約２２％にすぎません。さらにここ５年間にわたって伸ばし続けている高校はわずか６校であります。その６校のひとつが本校であることは大きな意味があります。
当たり前のことを真面目に実践し続けていくことが、本校の命であります。また常に謙虚に、しかし社会の悪しき風潮に迎合することなく、私学の王道を歩んでいくという誇りを持って生徒の指導にあたるのが本校の基本姿勢であります。今の高校生の現状は深刻な課題も多くあります。しかし本質的な力は、今も昔も同じであると信じて教育にあたれば、必ず生徒達は応えてくれるはずです。本校の誇りは生徒達の成長していく姿です。活力ある活動を続けている今こそ、本校の原点に立ち返り、新たな気持ちで教育活動に取り組んでいくことを強く意識したいと思います。