病気療養中だった、
法人副理事長・事務局長田口晴彦先生が1月6日に逝去されました。
心からご冥福をお祈りいたします。

田口先生は昭和６１年に商業科教諭として奉職されました。
以来、学年主任や総合教育部長をお務めになり、
平成12年度より教頭、平成19年度より事務長、
平成23年度より事務局長と、まさに本校の中核であり続けた先生でした。
そして楽しい時も、苦しい時も思いを共有した同志でした。

特に東日本大震災からの復興は、田口先生がすべてを推し進め、
1年10ヶ月という驚異的にスピードで復興を果たしたのです。
今の教育環境は田口先生なしにはありえません。

平成27年度より法人副理事長となられ、
将来の本校のあり方を、私と共に描いていた最中に病魔に襲われました。

1年間にわたる闘病生活は厳しいものがありましたが、
週に1度の面会は、私にとっても励みになるものでした。
悲しみは尽きませんが、田口先生の志、思いは私たちの
心の中に生き続けています。
本校教育をさらに発展させ、有為な人材を社会に送り続けることが、
田口先生への唯一の供養だと思っています。

心からご冥福をお祈りいたします。

学校長 鈴木康之