2015年12月27日

校舎のお誕生日

今年最後の土曜日は26日でした。

オープンスクールに来てくれた中学生を
案内するため3階へ。

エレベーターを降りると、
吹奏楽部の部員たちが慌ただしく大掃除。
普段練習に使っている多目的室は、
何台もの掃除機がフル稼働。

廊下や普通教室も部員たちが大掃除。
理由を聞くと、「パート練習で使っているので、
お世話になっているお礼です。」と
さりげなく答える部員たち。

1階に戻ると、3年生の教室の前に
3年主任の大金先生の姿。
廊下側の窓のフレームを丁寧に
拭いています。

12月28日は校舎の3回目のお誕生日。
みんなに愛され、素敵な誕生日を
今年も迎えることができそうです。

校長 鈴木康之

2015年12月22日

一丸となった日

本校は体育の授業で,週1回ダンスを学んでいます。
その学習の成果を発表するために,12月19日(土)2・3年生が体育館においてダンス発表会を行いました。
発表会が近づくにつれて生徒たちも盛り上がりを見せ,授業以外の早朝や放課後にも練習する姿が見られました。
担当した教員の一人は,生徒たちのダンスに対する思いを感じほっとしたようで,成功するか心配していた重い気持ちも晴れたようです。

踊っている生徒,見ている生徒,そして会場にいたすべての人が笑顔となり,それぞれの”おもい”がしっかり感じられた最高のひと時でした。

保健体育科

2015年12月19日

100万円は重かった

2年生は2日間にわたって職場実習に行ってきました。
今は多くの学校が職場実習や職場体験を実施していますが、
本校は昭和61年に始めています。私の知る限り高校では茨城初です。
建学精神に基づいた活動である職場実習は、
今年が29回目の伝統行事となりました。

今年は41の事業所のご協力をいただきました。
心から感謝します。大変お世話になりました。

私も7か所を巡回し、生徒たちの様子を見てきました。
ウェディングドレスを試着できた生徒。
幼児と一緒に遊んだ生徒。
実習明けの朝は、100万円の札束は重かったなど、
多くの生徒と職場実習の話題で盛り上がりました。

ある事業所を訪問すると、対応してくれた女性が
私が担任した30年前の卒業生。
面影がしっかり残っていて、昔話に花が咲きました。

次の事業所で案内してくれた社員が11年前の卒業生。
別の事業所では生徒たちを指導しているのが卒業生。
最後の事業所では10年前の卒業生が結婚した報告をいただきました。

職場実習の巡回は、建学精神を実践している卒業生を
確認できるチャンスでもあるのです。

2年生が実習に取り組む姿と卒業生たちの姿が重なり、
水戸女子高を支えているものが見えた思いがしました。

校長 鈴木康之

2015年12月12日

夕方までパワフルです

土曜日も水戸女子高は精力的に活動しています。
12月12日の様子をお伝えします。

後期生徒会立会演説会、選挙の後、
2,3年生は「検定教養講座」です。
英検や漢検、数検の講座をはじめ
水戸女子EMパワー講座や株式ゲーム講座など、
10の講座が用意され、生徒たちは学年を超えて
好きな講座を選んでいます。講師は先生方です。
FB技能検定講座では、一般の方も参加されて
熱心に取り組んでいました。

1年生は「女子力アップ講座」です。
華道・茶道・なぎなたを1年間かけて、
順番に学んで女子力をアップさせます。
多くの講師の先生が来校され、心をこめて
指導して下さいます。
生徒たちは本当に楽しそうです。

午後からは保護者のみなさん対象に、
「思春期の子どもたちと向き合うために」
をテーマに研修会です。
保護者の方と一緒に先生方の姿も。
仮設校舎にも来てくださった原先生、
大森先生が東京から駆け付けてくれました。
心から感謝いたします。

水戸芸術館で公演されている
「星の王子さま」に出演している
生徒もいます。

水戸駅まで原先生、大森先生を
送った帰り、泉町で信号待ちしていると、
京成百貨店前で、23日のコンサートのチラシを
配っている吹奏楽部部員の姿が。

本当にパワフルな生徒たちです。

校長 鈴木康之

2015年12月05日

日本商工会議所簿記2級合格!

会計情報コース3年の増子さんが、
日本商工会議所主催簿記検定2級に
合格しました。

商業科を知らない人は、よくわからないと
思いますが、商工会議所簿記2級は
とてもむずかしいのです。

水戸商工会議所における高校生は86名受験し、
合格はわずか3名。合格率は3.5%の難関でした。

7時10分過ぎにいつものように朝の挨拶を交わし、
「おめでとう」と声をかけると、
いつものように笑顔で応えてくれる増子さんでした。

地道に努力を続けた結果です。
指導に当たってくれた先生方にも感謝です。

校長 鈴木康之