2015年07月24日

チーム水戸女子 ~C部門コンクール~

コンクールでも、イベントでも、
私の楽しみのひとつは、楽器をトラックに積み込む様子を見ることです。
生徒たちの動きや表情で、モチベーションの高さがわかるからです。

初めてチームが分かれて挑むコンクールの朝。
これまでの雰囲気、水戸女子らしさが変わってしまうことを心配していた私。

A部門に出場する、いつもの積み込みメンバーの姿が、
いつものように的確な指示を出すリーダーの姿が、
いつものようにテキパキと動く部員たちの姿が、
いつものように阿部ピアノの方にご挨拶する姿が、
いつものように元気にバスに乗り込むC部門出場者の姿が、
そこにはありました。

ひたちなか文化会館では、
いつものように水戸女子のTシャツを着た、たくさんの保護者の姿が、
いつものように卒業生の姿が、
応援に駆けつけたA部門出場者の姿が、
そこにはありました。

いつものように演奏を終えた部員たちを出迎える私。

チーム水戸女子は、「いつものように」健在でした。

校長 鈴木康之

2015年07月18日

幹雄先生。洋一先生。

先日、卒業生が来校しました。
週末になると、若い世代の卒業生がたくさん来校しますが、
今回は昭和30年代と50年代に在籍していた方です。

昭和30年代の方にとっての校長先生は幹雄先生。私の祖父です。
昭和50年代の方にとっての校長先生は洋一先生。私の父です。

お二人とも校長の名前を覚えていたばかりか、
懐かしいお話をたくさん聞くことができました。
直接の係わりがなくても、一体感を感じることのできる時間でした。

この一体感は、84年間受け継がれてきた本校の魂です。

校舎内を案内すると最新の設備に驚かれていましたが、
建学精神に基づく活動は何も変わっていません。
卒業生にとって「心の故郷」であり続けたいと、
改めて決意する機会となりました。

たくさんいただいた寄付金は、生徒たちのために使わせていただきます。

ありがとうございました。

校長 鈴木康之

2015年07月11日

時には・・・

朝7時から約90分間は毎朝外へ。
「挨拶運動」などと言われることがありますが、
そんな大げさなことではありません。

自然に生徒たちと挨拶を交わし、
自然におしゃべりをする時間です。

時には悩みを聞き、
時には冗談を言い合い、
時には励まし、
時にはなぐさめ、
時には・・・。

先日は送迎の車を降りた生徒から、
野菜をたくさんいただきました。

そうです、時にはプレゼントもいただくのです。

生徒や保護者の方々のみならず、
近所の方からいただくこともあります。

外に出るようになって17年が経ちました。
来週はどんな「時には・・」が待っているのでしょう?

校長 鈴木康之

2015年07月04日

高校野球開会式

7月に開催される高校野球開会式では、
半世紀近くも本校生が
プラカードガールを務めています。
開会式前日の午後は、球場でリハーサルです。

ところが今年は、雨で体育館での練習。
本番と同じように練習できないのは致命的です。さらに
今年は1年生の希望者が多く、入学3ヶ月の生徒たちでは
少し心配。

リハーサルは積極的に取り組むものの、
球場で行うものとは臨場感が違います。
スケールが違います。
かなり心配。

開会式15分前からの一人一人への激励は、
私が意識している毎年の役目です。
例年は緊張している生徒が多いのに、
今年はみんな元気で、とても明るい表情です。
それでも心配。

行進が始まると、公務のため球場を出発。
ラジオ中継を聞きながらの移動です。
出張先についても、一斉行進までは車の中でラジオ。
100人以上が横一線で行進するのは、想像以上に大変なのです。

「一糸乱れぬ一斉行進。すばらしい行進です。」
実況の声に、目頭が熱くなりました。

心配ばかりして、生徒たちに失礼でした。

校長 鈴木康之