2015年04月24日

水戸女子の命

3年前のちょうど今頃、新校舎の建設が始まりました。
以来私が言い続けてきたのが、新校舎の水戸女子の命を吹き込むということでした。
命を吹き込んでこそ、水戸女子の新校舎なのです。
強い風雨から一夜明けた先日、生徒たちと挨拶を交わすために外に出ようと昇降口に行くと、
大金勝先生がドアのアクセントになっている丸い小窓を、一生懸命拭いていました。
以前から汚れが気になっていたとのこと。
きれいになった小窓から、小さな、そして大切な水戸女子の命を感じた朝となりました。
校長 鈴木康之

2015年04月19日

熱い思い

先週より生徒たちの中学校を訪問しています。
昨年度1年間の生徒たちの様子を報告するためです。
入学後の成長を中学校の校長先生にお伝えするのも大切な仕事です。
中学校の先生方が熱心に耳を傾けて下さり、数年前に卒業した生徒であっても、
わが事のように喜んで下さる笑顔がとても印象的です。
生徒たちの成長は、中学校の先生方の熱い思いが原動力なのだと、
改めて感じました。

校長 鈴木康之

2015年04月13日

水戸女子の日曜日

4月12日の日曜日は美野里中のみなさん55名、大島中のみなさん31名が来校されました。5月31日の合同演奏会に向けての練習会です。吹奏楽部の練習は3階の多目的室が中心です。そして3階は入学間もない1年生が主に使用するスペースになっています。まだお掃除が十分ではないはずです。お客様に失礼があってはならないと、朝7時過ぎに3階にあがってみると、そこには吹奏楽部の生徒達がお掃除に取り組んでいる姿がありました。学年に関係なく、みんな自然に取り組む姿に、心配した自分がとても恥ずかしくなりました。まもなく聞こえる掃除機の音。中学生が通る階段のカーペットを掃除する音に包まれて、水戸女子の日曜日がスタートします。

校長 鈴木康之

2015年04月11日

ある朝の光景

朝の7時から校門の前に立ち挨拶する校長先生。
近隣の高校生と挨拶を交わす中で頼まれごとをされたそうです。
その生徒はテニス部に所属していて、いつも使っている東町スポーツセンターテニスコートの施設存続を求める請願書に署名して欲しいということでした。
校長先生から話を聞き、部員たちに伝えたらすぐに協力してくれて、30名近くの署名がすぐに集まりました。
みんなテニスが大好きで、同じ気持ちをもっているんだなだと感じました。

ソフトテニス部顧問

2015年04月09日

朝の日課

毎朝7時になると外に出て生徒達の挨拶を交わすのが、17年続けてきた私の朝の日課です。本校生ばかりではなく、近隣の学校の生徒達や通勤の方々とも自然に挨拶をするようになりました。時には卒業生に会うこともあります。先日は卒業生の山口さんが校門前の横断歩道に立っていました。これから出勤するとのこと。振り返れば、山口さんは中学生の時から挨拶を交わしていた仲です。早くから本校への入学を希望して、中3になると受験についての話題も多くなりました。入学後も毎朝のようにおしゃべりをして、気がつけば6年間の月日が経ちました。しばらくぶりに会った山口さんでしたが、いつもと同じようにおしゃべりをしている私たちを、まぶしい春の陽射しが包み込んでいるのでした。私にとっては大事な時間です。

 

校長 鈴木康之